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            講道館柔道 対 アド・サンテル
                    
                          
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        庄司 対 サンテル

ゴングが鳴ったのは2時50分。
サンテルはただちに攻勢をとってタックル攻め
庄司、その手はくわないと見ると、足払いから背負い投げ。

庄司も応戦して跳ね腰から大外刈り。

お互いに投げの応酬だ。

前哨戦が終わると、サンテルは庄司の帯を取って倒し
起きるところを首絞め。

レフリーは入念にチョークをチェックする。
首がだめと見たサンテルは足首殺しに切り替える。

庄司逃げてきまらない。

終盤、攻勢に立った庄司は巴投げ、そして跳ね腰と
投げとばし投げまくる。

しかしそのときタイムアップ。
もし優勢勝ちがみとめられるなら、はっきりと庄司のポイントであった。

5分休憩をとって2本目がスタートする。

庄司の巴投げから戦端開始。
首を攻める。

サンテル回転して庄司の足首の逆をねらう。
足がだめと見ると右手の関節攻めにチェンジする。

庄司、苦戦のあげく脱出
立つと見えた瞬間の腰投げ、見事にきまる。

サンテル怒りの表情で、タックルして足をねらう。
外して庄司はまた跳ね越しにいくが、さすがはサンテル
同じ手は2度くわず、庄司ピンチとなる。

「チャンス」と見たサンテルは、右肘をグイグイ攻めまくる。
庄司苦悶の表情で逃げまわっているうち時間切れ。

こんどはサンテル有利のポイントだ。
庄司に疲労の色が濃い。

3本目、いよいよ最後の胸突き八丁だ。

 
  次回へつづく



 

                       

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